大学入試センター試験 2016年(平成28年) 追試 数学ⅠA 第2問 [2] 解説

解説

まず、中央値についての復習から。

復習

中央値は、データを小さい順(大きい順でもいいけど)に並べたとき、
データが奇数個のときには、ちょうど真ん中にある数 データが偶数個のときには、中央2つの数の平均値

だった。

30個のデータの中央値なので、大きい方から(小さい方からでもいいけど)15番目と16番目の得点の平均値を出せばよい。
でも、30個の得点を並べ替えるのは面倒なので、表2の度数分布表を使おう。

度数分布表を見ると、70点以上が$8+4+2=14$で14人いることが分かる。
なので、15番目と16番目の得点は、60以上70未満の階級の上位2つだ。これなら、探すのにたいした手間はかからない。

表1から60点台の得点を取り出すと、
62,68,63,61,65,66
の6個。
上位2つは、68と66。
平均して、67。
よって、中央値は67である。

解答コ:6, サ:7